2008年初めの低温、降雨、降雪、氷結の異常気象による災害に関するシンポジウムにおいて21日、中国気象局の鄭国光局長は、「異常気象の災害被害の予測業務を、今後の重点的な研究プロジェクトにする。今の天気予報のレベルや能力から見ると、一週間以上先の天気を予報することは非常に難しい。今回の大雪災害が発生してからも、中国気象局はこのまれに見る、大災害をもたらした天気が20日以上も続くことを予測できていなかった。また、今回の災害が、交通、運輸、電力、農業生産などに大きな影響をおよぼすことに対し、予測を行わなかった」と率直に述べた。「新京報」が伝えた。
鄭局長はまた、「異常気象の災害がもたらす結果に、予測を行うことは、全世界の課題だ」と述べている。中国気象局は当分、関連の業務能力に欠けており、関連内容を今年の重点的な課題の一つにする、としている。
「人民網日本語版」2008年2月22日