相次ぐ自動車産業優遇策 小排気量車に再び朗報

相次ぐ自動車産業優遇策 小排気量車に再び朗報。 新エネルギー車補助制度にメディアの関心が集まる中、財政部によるもう一つの自動車業界関連政策「『省エネ製品恵民工程』省エネ車(1.6リットル以下の乗用車)普及促進実施細則」(以下、細則と略す)の方が、自動車業界の発展にはより現実的かつ重要であることは疑いようがない…

タグ: 中国 自動車 産業 小排気量車

発信時間: 2010-06-20 16:13:31 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

高燃費車の販売は400万台に

国家発展改革委員会の予測によると、2012年までに、この手当によって省エネ車販売が400万台超にまで押し上げられる。その結果、75000万リットルのガソリン節約、330万トンの二酸化炭素排出削減となり、省エネ車販売額は4000億元以上になるという。

しかし、関連企業が2010年6月1日から速やかに申請手続きを始めたとしても、2012年年末までには31カ月しかない。つまり、400万台の省エネ車は、月あたり12.9万台のペースで販売される計算である。中国の自動車業界にとってこの数字の達成はやや難しいと言える。

例えば、低燃費であると大衆に認識されている全装備を含めた車重が980Kg<CM≦1090Kgのホンダのフィットサルーンについて、工信部公表の総合燃費は6.0L/100kmである。国家発展改革委員会の燃費下限値は6.1L/100kmであることから、同車種の燃費削減効率は明らかに20%に満たない。記者の調査結果では、他の1.6L以下の車種はいずれも、総合燃費が現行の燃費下限値より20%低下するものはほとんどないことが分かった。

     1   2   3    


コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。

一覧同コラムの最新記事