産業関連政策はバランスが重要
電動車に対しては最高6万元の補助金がつくが、非電動省エネ車には3000元の手当しか付かないというこの政策は、政府が自動車産業における産業構造のバランスを考えた結果であると業界専門家は分析している。
「自動車産業の構造は少なくとも今後10年大きく変化することはなく、従来のガソリン・ディーゼルエンジンが産業の中心であり続けるだろう。今回政府が打ち出したこのような政策は、電動車の発展を推進すると同時に、歴史あるガソリン・ディーゼル車市場が大きな打撃を受けることを回避するものである。現況にあっては、結局のところガソリン車やディーゼル車の技術開発を継続することがより現実的だからである」と某専門家はインタビューに答えている。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年6月20日