北京週報記者 唐元愷
8月10日、北京五輪2日目の競技の日、女子シンクロ板飛び込みの決勝で郭晶晶と呉敏霞のペアが343.50で優勝し、4年前の輝かしい一幕を再現した。これは中国選手団が今大会で獲得した4つ目の金メダル。
各国がますますシンクロ飛び込み種目を重要視しているのに伴い、中国チームの競争相手も年々増えてはいるものの、女子3mシンクロ板飛び込みでは、郭晶晶と呉敏霞のペアに匹敵する相手はいない。
本当は4年前に郭晶晶は「引退の花道」を飾ってもよかったのだ。というのは、3回の五輪大会に参加し、しかも願い通りにアテネ五輪では女子板飛び込みの個人とシンクロで2個の金メダルを獲得したからだ。
しかし、4年後にも、郭晶晶は依然として飛び込みのプールで活躍を続けていた。「五輪に参加するのは優勝するため。もちろん、優勝はたやすく手に入れることはできないが、1つの目標だ」、「長い間努力してきた私が最も底辺から一歩一歩今日まで歩いてこられたのは容易なことではなかった。すでにこのレベルに到達し、このような状態を保ち続けることができて、きちんと敷かれた道が目の前にあるのに、歩き続けていかないなんてことはあり得ない」と彼女は話す。
アテネ五輪から戻った郭晶晶はすべてを“ゼロ”から始め、毎日最も早く練習場に到着し、「悪魔」のような訓練を続けてきた。
15歳のころ、郭晶晶は初めて五輪競技場に入った。当時は非常に興奮していたので、夜は睡眠薬が必要であった。アトランタ五輪で、彼女は10m高飛び込みで第5位を獲得した。
その後の五輪大会では、郭晶晶は平静になり、その他の競技大会と同様に、段取りどおりに準備を進めた。2000年のシドニー大会では2個の銀メダルを獲得した。
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