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中国のパラリンピック事業、徐々に国際化に向け発展 |
発信時間: 2008-09-08 | チャイナネット |
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北京パラリンピック中国代表団々長で、中国パラリンピック委員会の王新憲主席はこのほど記者会見し、中国のパラリンピックは徐々に制度化、規範化、国際化に向けて発展しつつあると強調した。 中国は1984年以降、第7回全国身障者スポーツ大会、第4回全国スペシャルオリンピック、上海世界スペシャルオリンピックのほか、各競技大会の開催に相次いで成功。参加したのは、80年代は4種目だったが、北京パラリンピックでは20競技まで拡大している。 王主席は「改革開放以来、中国はずっと国際大会に積極的に参加してきた。84年に初めて夏季パラリンピックに選手を派遣して参加し、金メダル獲得で23位。その後、成績は向上し続け、04年アテネ大会では金メダルを含めメダル獲得で1位となった」と説明。 近年、中国の障害者スポーツは大きな発展をとげた。各省・直轄市・自治区や地区クラスの市・県が開催したスポーツ大会や試合は累計延べ約6200回、参加選手も延べ150万人余りにのぼる。 国内には現在、身障者スポーツトレーニング基地は18カ所ある。うち北京市順義区にある中国パラリンピック管理センターは昨年7月に運営を開始。王主席によると、同センターは現在のところ、世界最大の身障者スポーツ総合訓練基地の1つだという。敷地面積は約2万8000平方メートル。施設はすべてバリアフリーの設計。 王主席はとくに「パラリンピックを主催することで、中国の身障者スポーツ事業がさらに一歩前進するのは間違いない。それ以上に重要なのは、身障者が直面している困難、例えば、リハビリや就職、教育、権益の擁護などに社会がより関心をもつようあらゆる面から促してくれることだ」と強調した。 「チャイナネット」2008年9月8日 |
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