全人代代表、中糧集団有限会社の総裁補佐の岳国君氏
第11期全国人民代表大会(全人代)第3回会議の「全人代代表の国際金融危機への対応における役割」をテーマとしたメディアの合同取材が11日午前、同大会のプレスセンターで行われた。全人代代表、中糧集団有限会社の総裁補佐である岳国君氏が出席し、次のように述べた。
低炭素経済の中心は省エネ・排出削減である。この面において、中糧集団は技術進歩を絶えず実現しており、この技術進歩は私たち企業の自主革新を結合したものである。中糧集団は昨年、50以上の専売特許を獲得し、2つの省で科学技術進歩の一等賞を獲得した。これらの自主革新は省エネ・排出削減と関係するもので、環境への悪影響を減らし、低炭素を中心に進めてきた。
中糧集団は、今後の企業競争は低炭素型経済モデルをもとにした低コスト、高品質、環境に優しいものが中心となると見ている。中糧の立場については、現在、全産業リンケージをカバーする食品企業となるよう全力で目指している。これには2つの意味がある。1つは全過程をさかのぼることができ、食品の安全を保証する産業リンケージを消費者に提供すること。もう1つは、全産業リンケージは内部資源のバリューチェーンを効果的に統合するだけでなく、このバリューチェーンが合理化されることを意味している。この視点から言うと、バリューチェーンが合理化され、コストが節約されることで、今後の低炭素経済にも結びつく。
「チャイナネット」 2010年3月11日