命令から5秒以内に射撃
「狙撃手は銃を構え、タイミングを見て射撃する。交渉に失敗し、人質の命が危ないと判断すれば、指揮部は射撃命令を出す」と、呂学海隊長は話す。
「命令から射撃までの時間はわずか3秒から5秒。狙いを定めている時から、狙撃手に雑念はなく、目標と命令だけに集中している」と、狙撃手の助手を務める孟林さんは述べる。
射撃後の心理ケアが必要
特別警察のある関係責任者によると、狙撃手がよい精神状態で次の任務に取り掛かれるよう、警察側には一連の心理訓練・回復制度がある。
「中国網日本語版(チャイナネット)」2010年5月6日