婁さんが所蔵する日本で作られた中国清時代の地図
江蘇省徐州に住む婁海燕さんは最近、日本で1905年に印刷された「大清国最新図」を友人から手に入れた。この地図は100年以上前のものだが、印刷技術は今のレベルにも劣らないほど高い。地図上には、清時代の各省や市の状況が詳しく記されており、東北地区が日本の勢力範囲に入れられ、当年の日本帝国主義の中国領土への野心が明らかに表れている。
この「大清最新図」は縦横1メートルで、縮尺は記されていない。地図専用の紙に印刷され、下には凡例が表示されている。また首都、省、府、県、万里の長城、運河、道路、鉄道、航路、国境、港などの表記は非常に詳細で、すべての経緯度の注釈もはっきりしている。