新華社記者:東京の道路交通上見かけない光景

新華社記者:東京の道路交通上見かけない光景。 東京では、子どもの登下校に親が車で送り迎えすることはないといってよい。小・中学生であれば、一人で登下校するため、親の送り迎えは必要ない。そのため、東京の小・中学校の校門の前の道が、車で大渋滞すると言った現象はまずあり得ない…

タグ: 新華社 子ども 出勤 交通 規制

発信時間: 2010-12-06 16:52:56 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

子どもの送り迎えに車を使わない

東京では、子どもの登下校に親が車で送り迎えすることはないといってよい。小・中学生であれば、一人で登下校するため、親の送り迎えは必要ない。そのため、東京の小・中学校の校門の前の道が、車で大渋滞すると言った現象はまずあり得ない。もちろんだが、これは治安や、教育の機会均等といった社会の構図の違いによるものが大きい。中国でも1960~1970年代には、小学生が列をなして集団登下校するといった様子が見られたが、日本では今でもその習慣が根付いている。子どもの登下校の時間帯になると、学校付近の交差点では、住民ボランティア(高齢者が多い)が、道を渡る小学生の誘導をするなど、こどもの安全を見守っている。幼稚園児はどちらかの親が必ず送 り迎えしなければならない。だが子どもの送り迎えに車を使うことを幼稚園側が禁じている。

出勤に公共交通機関を使う

公務員にしろ、会社員にしろ、日本のサラリーマンであれば、10人に9人以上が、電車や地下鉄に乗って出勤していると答えるだろう。東京では車で出勤する人はまれで、これは東京の公共交通機関、特に鉄道が非常に発達していることを意味している。東京の鉄道旅客輸送量は、すべての80%をカバーしていると言われる。また、東京23区内における公共交通機関の旅客輸送量は70%をカバーしており、世界で最高とされている。

鉄道は時間に正確で無駄がない。都民が外出する際、どの方角に向かう予定であっても、まず駅に向かう。必ず家から歩いて十数分以内のところに駅があるからだ。そのため、東京郊外あるいは東京周辺の県に住む人は、都内までの出勤手段として鉄道を使う。これにより、道路交通渋滞はかなり軽減されるはずである。都内に出勤するのに車を使うのはもったいないと思われがちである。なぜなら、勤務先が駐車場を無償で用意してくれることはないからだ。交通に対する社会的な取り決めは、ほぼ完璧なものになっている。

クラクションは滅多に鳴らさない

1   2    


日本人フルタイムスタッフ募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。