日本では現在、インフルエンザ流行の季節だが、現地のある科学技術企業が11日、鏡状の温度計を開発した。鏡に映すだけで自分が発熱しているかどうかがわかるという。
英国メディアが11日に伝えたところによると、日本のある赤外線技術企業が開発した「サーモミラー」は、ミラー型で、直接接触する必要がなく、鏡に映した人の皮膚温度を測定可能だ。
鏡の上には映った人の皮膚温度が表示される。鏡に映った人が発熱している場合、警告音で知らせてくれる。
この「サーモミラー」には9万8千円(人民元約7791元)と12万円(同約9450元)の2種類あり、空港で使用されるカメラ型皮膚温度計の一割以下だ。カメラ型皮膚温度計は一般に飛行機の乗客が伝染病に感染していないかどうかを検査するのに用いられる。
開発企業は「企業の受付や学校、病院、公共施設などでの利用に適している」と述べ、1年で5千点の販売を希望している。
「人民網日本語版」2011年1月13日