2.相撲の土俵に上がること
理由:神聖なる土俵が汚れるから
日本相撲協会は、数百年に渡り女性の相撲が禁じられており、この慣例を破れば先祖に対する不敬になるとしている。日本人女性は近年、武道の試合で目覚ましい活躍を見せているが、この相撲の禁制は緩む気配がない。
しかし過去の資料によると、一部の神道の宗教儀式で、女性が相撲を取ることがあったという。18世紀初頭、娯楽活動として女性だけの相撲が登場しており、現在すでに各年齢層の女性による運動に発展している。ところが女性の相撲は、日本相撲協会に認められたことがなく、プロの相撲の門内に入ることが許されていない。「女性は不潔」という批判は非科学的だ。すべての成功している相撲取りの裏には、黙々と犠牲になる女性がいるのだから。