上海自貿区で自動車平行輸入認可

上海自貿区で自動車平行輸入認可。 上海自由貿易試験区で登記された自動車代理販売業者は商務部の輸入許可を得た上で、海外から自動車を輸入する事業を行うことができる。正規の代理店を通さない並行輸入が認可されたことで、自動車販売市場で競争原理が働き…

タグ: 上海自貿区 自動車平行輸入

発信時間: 2015-01-09 17:05:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

 

▼上海が成功すれば全国へ▼

並行輸入のメリットは、正規の代理店を通すより価格が安いことであるが、半面デメリットとして国内の4Sディーラーのような修理・交換・返品サービスなどのアフターサービスが弱いことが挙げられる。このため「通知」では、試行企業に自動車の品質問題に責任を負わせ、法に基づいて、リコール、品質保証、アフターサービスなどの4Sディーラーと同様のサービス機能を持つことを要求。

このほか中古車や改造車の輸入はできず、海外メーカーが許可した方法によって品質の欠陥を取り除かなければならないことも規定されている。また輸入できる自動車は中国の品質基準や技術規範の要求などの合致している必要がある。輸入税関は上海を窓口とし、販売するエリアは現在の販売エリアを中心としなければならない。こうした平行輸入の開始に関して業界では「上海貿易区での先行試行が成功すれば、同政策が全国に広げられる。そうなると輸入車の価格体系全体が影響を受けることになり、同価格は15%~20%値下がりし、価格の高い自動車ほどその幅も大きくなる」と予測している。

 

 

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2015年1月9日

     1   2   3  


TwitterFacebookを加えれば、チャイナネットと交流することができます。
iphoneでもチャイナネット!

日本人フルタイムスタッフ募集    中国人編集者募集
「中国網日本語版(チャイナネット)」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
 

コメント

コメント数:0最新コメント

コメントはまだありません。

一覧同コラムの最新記事