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温家宝総理の記者会見
発信時間: 2009-03-13 | チャイナネット
 

『中国日報』紙の記者

 

金融危機対策(1)景気刺激計画

 

『中国日報』紙:政府は4兆元の景気刺激計画を打ち出しているが、今後新たな追加景気対策を打ち出す計画はあるのか。また、この4兆元の中でどれくらいが既存の投資で、どれくらいが新しい投資なのか。

 

温家宝総理:半年の努力を経て、われわれは総合景気刺激計画をまとめた。その内容は、大規模な政府による資金投入、広範囲の産業調整・振興、科学技術サポートの強化、社会保障水準の大幅引き上げとなっている。

大規模な政府による資金投入は最も直接的で、最も効果的な措置である。これには政府の1兆1800億元の直接投資が含まれる。また、投資プロジェクトの実施、社会投資と民間投資の資金も含まれ、もちろん銀行貸付も含まれる。この1兆1800億元はすべて新規投資であることを皆さんにはっきり伝える。今年、すでに予算中の5950億元が投下された。

政府が投入する1兆1800億元は主に民生関連のプロジェクト、技術改造、生態環境保護及び重要インフラ施設の建設に用いられる。その他のいくつかの対策はこの4兆元の投資計画に含まれていない。

例えば、税金減免額は5000億から6000億に達する。われわれは企業の定年退職者の年金基準引き上げを行い、1200万人の教師に対して業績給を実施する。教師の給与水準を高め、農民の収入を増やすため、補助金支給範囲を拡大し、補助金支給基準を引き上げる。また、3年以内に医薬衛生制度改革に8500億元を投入する。これらの資金はいずれも4兆元に含まれていない。

確かに、2年間で4兆元を投入する計画のプロジェクトの一部には、もともと「第十一次五カ年計画(2006~2010年)」に組み入れられたプロジェクトもある。例えば、道路や鉄道などのインフラ施設の建設などがある。これらのプロジェクトは十分な考察が行われ、準備もされているもので、われわれは実施速度を速めなければならない。でなければ、われわれは短期間でこれほどのインフラ整備関連のプロジェクトを決めることはできまい。

もちろん、一部は新しいプロジェクトである。例えば、保障性の住宅事情改善プロジェクトはその1つで、われわれは3年かけて750万戸の低所得層の住宅問題、240万戸のバラック区改造問題を解決する。

5、金融危機を克服するため、われわれは長期的の、また困難を想定した準備をしてきた。われわれは政策面で余裕を残している。つまり、われわれはすでにもっと大きな困難に対応できる方案を用意しており、十分な「弾薬(資金)」を準備し、いつでも新たな景気刺激策を打ち出すことができる。

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