ホーム国民経済・社会発展計画に関する報告（2011年）
国民経済・社会発展計画に関する報告（2011年）。 国民経済・社会発展計画に関する報告（2011年）
タグ： 国民経済
（九）互恵・ウィンウィンの開放戦略の実施を堅持し、国際経済協力の分野を開拓する。
（１）対外貿易の構造を最適化する。市場多元化の戦略をあくまでも実施し、伝統的な市場の足固めをするとともに、新興市場を大いに開拓し、外需の確保と開拓に努める。加工貿易のパターン転換とグレードアップを加速し、プラント設備、文化関係、ソフトウェアなど大きな潜在力を有する商品やサービスの輸出をサポートし、サービス業務の対外受注を大いに推進し、「両高一資」製品の輸出を引き続き抑制する。輸入促進の政策を充実させ、先進的技術・設備やカギとなる部品、エネルギー・原材料と省エネ・環境保護型製品の輸入を拡大する。二国間、多国間の経済貿易関係を強化、改善し、貿易摩擦に適切に対処する。（２）外資利用の質と水準を向上させる。外商投資産業指導目録と中・西部地区における外商投資優位産業目録を改正、公布して、外資が先端製造業、ハイテク産業、現代サービス業、省エネ・環境保護などの分野と中・西部地区へ流れるよう奨励し、外資が様々な形で国内企業の再編・改造と吸収合併・再編に参与することをサポートする。サービス分野での対外開放を積極的かつ着実に拡大していく。外債利用の統一管理をさらに充実させる。（３）「海外に出て行く」戦略をつっ込んで実施する。企業が「海外に出て行く」ことをバックアップする財政・税制や金融、保険面の政策を完備させる。クロスボーダー取引と投資における人民元建て決済を拡大させる。海外からのリスクを防ぐ仕組みを整える。引き続きエネルギー資源、鉱物資源や農業協力分野における国際提携を促す。対外経済援助をりっぱに推し進める。大陸部と香港、澳門との交流・協力を強め、経済・貿易緊密化協定（CEPA）を引き続き実施する。香港の国際的な金融、貿易、海上輸送センターとしての位置づけを揺るぎないものにするとともに、さらに向上させ、金融の世界的な影響力を高めるようバックアップしていく。澳門が世界的な観光・リゾート地をつくり、適度に多元化した経済発展を遂げるようサポートする。広東・香港・澳門三地区間の協力を踏み込んで実施し、地域経済の発展を促進する。海峡両岸の経済協力を深化させ、両岸経済協力枠組協定（ECFA）を実行に移し、相互投資を促進し、新興産業や金融などの現代サービス業と文化、教育など諸分野における交流と協力を強化する。両岸間の交流・提携の推進に向けた、海峡西岸経済区の先駆的かつ試験的な役割を十分に発揮させる。
「中国網日本語版（チャイナネット）」の記事の無断転用を禁じます。問い合わせはzy@china.org.cnまで
コメント数:0最新コメント
一覧同コラムの最新記事
