第11期中国人民政治協商会議(全国政協)第5回会議の記者会見が2日午後、人民大会堂で行われ、趙啓正報道官が国内外記者の質問に答えた。
趙報道官は中国企業の海外進出について、「海外進出して成功した企業もあるが、全体的に見るとまだ初期段階と言える。これは、企業が国際市場に対する深い理解に欠け、全体を把握していないためだ。中国企業は国際的な慣例やルールをまだ熟知しておらず、現地での公共外交(public diplomacy)があまり得意でない」とし、「企業の海外進出においては、2つの注意事項がある。1つ目は人員の安全、2つ目は投資の安全だ。本会議が終わった後、中国政治協商会議は中国企業の海外進出と公共外交に関する調査研究を実施する予定だ」と述べた。
「人民網日本語版」2012年3月3日