外交部の秦剛報道官は14日北京での記者会見で、6カ国協議の各関係方面には協議のいち早い再開を願っており、中国側は関係各方面との密接な意思疎通と協商を行うことを希望し、協議再開の期日などについて交渉したいと述べた。
報道によると、6カ国協議に参加しているアメリカ代表団の団長を務めるヒル国務次官補は13日ワシントンで、マカオのバンク・デルタ・アジアで凍結された朝鮮の資金問題は、まもなく解決されることを明らかにしており、アメリカのメディアは、11日、「ロシアはすでに、凍結された朝鮮の資金問題についてアメリカ政府と協議した。ロシアの遠東商業銀行も朝鮮の凍結資金の受け入れに同意した」と報道していた。
これを受けて秦剛報道官は、「中国側は関係各方面が朝鮮の凍結資金問題で払った努力に注目しており、この努力がいち早く成果を見るよう願っている」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2007/06/15