楊潔チ外交部長は29日、日本の高村正彦外相とニューヨークで会談した。
国交正常化35周年にあたり、楊部長は次のように述べた。
今日は中日国交正常化35周年だ。この35年、両国関係は各分野で著しく発展した。双方は更に努力し、上層部の相互訪問、文化・スポーツなどの交流協力を維持し、両国関係の改善と発展を更に進んで推し進めるべきだ。
高村外相は次のように応じた。
日中両国は2国間、あるいは国際的な問題について密接な連係を保っている。日本の新政府は日中間の戦略的互恵関係を高度に重視しており、双方が上層部の往来を保ち、それが両国関係の更なる改善につながるよう期待する。
このほか楊部長は、台湾の国連「加盟」を日本が支持していないことを賞賛。日本が地域の平和と安定、中日両国の利益に立脚し、承諾を恪守し、台湾問題を適切に処理するよう期待を示した。
高村外相は、日中共同声明で表明している台湾問題に関する日本の立場に変化はなく、日本は台湾の国連への「加盟」を支持しないと応じた。
「人民網日本語版」2007年9月30日