中国の温家宝総理は20日シンガポールで、「朝鮮停戦協定の当事者として、中国は朝鮮半島の和平プロセスに積極的に参加し、半島の安定を早く実現させたい」と語った。
これは温家宝総理が第八回中日韓首脳会議に参加した際述べたものである。温家宝総理は「中国は一貫して、対話による南北関係の改善を支持しており、このほど行われた南北首脳会談を機に、南北の和解プロセスが進むことを期待している」と語った。
朝鮮半島の非核化について、温家宝総理は、「中日韓が建設的な役割を果たし、関係各方面が各自の義務を誠実に履行することによって、全面的でバランスが取れ、しかも段取りよく『9・19共同声明』を実行に移し、六カ国協議、朝鮮半島の非核化プロセス及び関連諸国の国交正常化を進展させていきたい」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」 2007年11月21日