外交部の定例会見で29日、劉建超報道官が国内外の記者の質問に答えた。
――「国連気候変動枠組条約」と「京都議定書」の締約国会議が間もなくインドネシア・バリ島で開かれるが、中国は会議に何を期待するか。代表団は派遣するか。
中国は間もなくインドネシア・バリ島で開かれる「国連気候変動枠組条約」と「京都議定書」の締約国会議を高度に重視している。中国からは解振華・国家発展改革委員会副主任を始めとする代表団が参加する。会議での実質的な進展を希望する。
中国は「国連気候変動枠組条約」と「京都議定書」が国際社会の気候変動対策に良好な法的基盤を与えたと一貫して認識している。「条約」と「議定書」の枠組の下で、2012年以降の気候変動対策の国際計画について早急に合意が形成されることを支持する。バリ会議において、「条約」と「議定書」の計画に基づき、2012年以降の先進国の排出削減目標が早急に確定されることを希望する。先進国が発展途上国に資金面・技術面のサポートを提供し、発展途上国による気候変動対応能力の向上を支援することを希望する。中国は他の発展途上国と共に、持続可能な発展を通じて、気候変動対策に相応の貢献を果たしていく。
「人民網日本語版」2007年11月30日 |