79歳の申紀蘭さんが再び、第11期全国人民代表大会(全人代)の代表に選ばれた。
申さんは、山西省平順県西溝村の党総支部委員会副書記。ロバに乗って初めて全人代に参加した25歳から今まで、中国の民主的法制度の道のりを見てきた。
10期連続して全人代代表に選出された申紀蘭さん(中)
どうして連続して10期も全人代の代表に選ばれたのかと聞かれた申さんは、「正直にものを言うからではないでしょうか。もし人々が私を信頼していなければ、そして人民代表大会の制度がなければ、私は普通の農民として全人代の代表に選ばれることはなかったでしょう」と答える。
再び第11期の全人代代表に選ばれたことを知った申さんは、「私は人々のために考え、人々の声を伝え、彼らの信頼に背かないようにしなければなりません」と、興奮した様子で故郷の方言でそう話す。
「チャイナネット」2008年3月3日