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「中国政府情報公開条例」が5月1日に施行
発信時間: 2008-04-30 | チャイナネット

「中華人民共和国政府情報公開条例」が5月1日より全国で施行される。これに先立ち、上海市政府は4年前の04年5月1日に「上海市政府情報公開規定」を施行している。

「上海市政府情報公開規定」は04年1月19日に公布、同年5月1日に施行された。準備から施行まで急ピッチで進められたが、韓正市長は「非常に難しかった」と吐露する。「最大の難題は、どの情報を公開し、どの情報を公開しないかだった。大きな議論となり、扱いは難しかった。私たちは後に、『法に禁止規定がなければ公開可能』との方針で合意した。まず『排除法』で、法に基づき非公開とすべき内容を列挙する。国家機密、個人のプライバシー、企業機密、その他法に基づき非公開とすべき情報などだ。その他の政府情報は公開対象とし、その範囲は大幅に拡大された。これにより『原則公開、例外的に非公開』が確定し、政府情報の公開は受動的から能動的なものに変わった」――。

上海市は04年5月1日から07年末までに3万5000件の公開請求を受理・処理し、その74.3%にあたる2万6000件を公開または部分的に公開した。「中国上海」など各級政府サイトの政府情報公開コーナーへのアクセス数は約4億5000万回に達し、政府情報公開に関する行政機関への問い合わせは延べ3585万人に達した。

「人民網日本語版」2008年4月30日

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