中国共産党中央政治局常務委員と全国政治協商会議主席を務める賈慶林氏は北京の人民大会堂で28日、中国国民党の連戦・栄誉主席と夫人、随行員らと面会した。賈氏は、国民党と共産党の両党関係と大陸部と台湾の双方関係の発展に向けた連氏の貢献を高く評価し、双方の中国人がかたく団結し、双方関係の平和的発展の新たな局面を開いていくことに希望を示した。
賈氏は、「連主席がこのたびの訪問の間に、台湾の有名な彫刻家の作品を北京オリンピック体育センターに送り、台湾同胞の北京五輪への支援を表したことを、私たちは深く感謝する。北京五輪の開催は、台湾同胞を含む中華民族にとって、非常に大きな意義を持っている。北京大会に参加する台湾のスポーツ選手を、大陸部の同胞は情熱的に迎え、応援・喝采するだろう。台湾選手が五輪で良い成績を収めることを心から願っている」と述べた。
連氏は、「双方の同胞は、平和・調和・協力の双方関係を望んでいる。国民党と共産党の両党は近年、コミュニケーションのためのプラットホームを構築し、経済貿易文化フォーラムなどの方式で3回の交流活動を行い、双方関係のこれからの発展方向を指し示した。私たちは双方関係の平和的発展の維持に全力を上げ、後代の人々に幸せな環境を作り出さなければならない」と語った。
「人民網日本語版」2008年4月30日 |