青年代表団の団員、23年後の日本再訪を語る 

北京週報  |  2008-05-17

青年代表団の団員、23年後の日本再訪を語る 。

タグ:青年代表団 団員 23年後 日本再訪

発信時間:2008-05-17 14:24:03 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

車というものは、ほとんどの時間は一人で使うもので、地球と環境を守る視点から、小型で安全かつ快適な車の開発に拍車がかかっています。この「自由に移動したい、走ることを楽しみたいという個人の欲求の充足と、社会との調和、地球と自然環境との共生を高次元でバランスをとらせることを追求したパーソナルモビリティ」車の形状は、背もたれの高い椅子のように見えます。背もたれを自由に平らにしたり、立てたりすることができ、体積が現在のいかなるミニ自動車より小さく、正真正銘の一人用車です。体積の大きい車を誇りとする中国人にとって、i-unitの設計観は何か悟らせるところがあるだろうと思っています。私は個人的には、i-unitタイプの車が好きです。

1937年8月に誕生したトヨタ自動車は、わずか70年間で世界の自動車業界の大物となりました。国内に生産企業12社を擁するほか、米国をはじめ、ヨーロッパ、アジア、アフリカなど27カ国・地域に53カ所の生産基地もあります。生産台数は07年には内外合計すると米国に次ぐ853万5000台で、今年は世界一に躍進する見込みです。

23年前に初めてトヨタ自動車を見学した時は、中国が改革・開放を実行し始めてまだ浅く、国民の財布は今ほど膨れていませんでしたので、マイカーなんて、まったく思いもよりませんでした。でも、23年後の今日では、全国の自動車保有量は今年3月までで1億6300万台に増え、そのうち、マイカーは1億2300万台に達しました。自動車の急増にともない、自動車道路も増えてきましたが、交通渋滞は依然深刻であり、交通環境は日本より悪く、交通事故もよく起こり、理想的とは言えない状況です。運転手のモラルや運転習慣を含む自動車文化の宣伝と普及が欠けているのではないかと考えています。日本の先進的な技術を導入すると同時に、社会の調和の取れた発展にプラスとなる完備した先進的な社会観も同時に導入したほうがいいのではないかと痛感しています。

世界遺産の白川郷

 

日本は世界で最も発達した国であり、先進的な産業を有するだけでなく、観光資源に富む国でもあります。恵まれた気候や自然環境と多くの歴史的文化財が一体となって、日本特有の景観を生み出しました。日本人は歴史的文化財の保護を極め、私たちの目から見れば取るに足りないものでも、まじめに保護を加えています。

岐阜県大野郡にある飛騨白川郷は、今回訪れた唯一の景勝地でした。白川郷は、1995年12月に世界遺産に登録されましたが、その理由は、長い歴史を持つからではありません。その歴史は100年以上、200年足らずです。

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