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解放軍13万人が被災地支援の第一線で活躍
発信時間: 2008-06-12 | チャイナネット

国務院新聞弁公室の記者会見で11日午後、人民解放軍と武装警察の担当者が、四川大地震での各々の救援活動の最新状況について、国内外の記者の質問に答えた。

総政治部群衆工作弁公室の楊慶堂副主任(大佐)は「現在、13万人の解放軍部隊が第一線で、中央軍事委員会が指示した8項目の任務に従い、被災者の生活支援、生産の回復、復興事業に積極的に加わっている」と紹介。常に実践で人民に貢献し、軍政・軍民関係を緊密にして救援活動を貫徹するとの今回の震災における人民解放軍と武装警察の姿勢は、主に次の5点に現われたと指摘した。

第1、地方の党委員会・政府の指導の尊重を心がけ、人命救助に全力で取り組んだ。

第2、部隊の展開、任務の割り当ては地方のニーズに照らして決定。地方の緊急事態に際し、部隊は能動的に対応に加わり、断固として任務を完遂した。とりわけ最も緊急を要し、最も危険な人命救出の段階で、部隊は1秒を争い、廃墟の中から生存者3336人を救出した。

第3、積極的に被災者をいたわり、心を落ち着かせた。総政治部は心の専門家71人を派遣。各部隊も30余りの心理ケア分隊を派遣し、被災者の心の回復を助けた。これは人々の心の安定に良い役割を果たした。

第4、被災地の復興に全力で参加。6月10日までに、部隊は廃墟1000立方メートル余りを整理し、道路1万キロ余りを補修し、テント26万7000張を建て、物資80万トン余りを輸送した。また、被災地に80余りのテント校舎を建て、3万人余りの子どもたちに教室を取り戻した。

第5、人民を愛し、紀律を順守。これまでに部隊は廃墟の中から数億元の現金と大量の貴重な物品を回収したが、いずれも速やかに持ち主に返すか、地方の担当部門に引き渡した。

「人民網日本語版」2008年6月12日

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