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政策決定層は新たな経済問題を隠し立てしない
発信時間: 2008-07-15 | チャイナネット

「政策決定層は新たな環境の下での経済面の新たな問題を、少しも隠し立てはしない」――。温家宝総理(中共中央政治局常務委員)は4日から6日にかけて江蘇省と上海の経済運営状況を視察した際、「今年に入り私たちは、国際経済のマイナス要因と深刻な自然災害による困難を克服した。国民経済は引き続きマクロ調整が想定する方向へ発展し、全般的に良好な状態にある。私たちは経済・社会発展のプラスの条件と要因をしっかりと見据え、各事業を成し遂げる自信を固めるとともに、立ちはだかる困難をしっかりと判断し、重視し、各種の複雑な局面がもたらす試練に積極的に対処し、経済のより良く、より速い成長を促さなければならない」と指摘した。

習近平副総理は広東省深セン市を視察した際、海外の消費需要の低下や、石油・資材高騰などの影響を受け、香港系企業の経営が大幅に落ち込んでいる状況を把握。さまざまな方法で当面の困難を克服するよう彼らを励ますとともに、随行した地方・部門の担当幹部に、こうした企業に支援措置を講じ、困難を除くよう念を押した。

李克強副総理も浙江省を視察した際、「現在わが国の経済発展の基本面は良好だが、これと同時に、国内外の情勢に新たな複雑要因が少なからず生じ、世界経済の減速と輸入インフレによる中国経済へのマイナス影響が徐々に明らかになり、発展は新たな試練に直面していることにも目を向けなければならない。発展により問題を解決し、改革により矛盾を解消し、開放思考により試練に対処し、時機を逃さず重点分野・部分の改革を推進し、発展方式を転換し、発展モデルを革新し、開放型経済のレベルを全面的に引き上げ、対外開放と国内発展の主導権をしっかりと掌握しなければならない」と指摘した。

王岐山副総理は山東省を視察した際、「過去の粗放型の対外貿易発展モデルを続けることはできない。構造・方式・品質面から当面の困難を解決しなければならない」と指摘。金融情勢座談会でも「国内外のマイナス要因が増大している状況を前に、私たちは危機意識を高めなければならない」と強調した。

政策決定層の視察時のいくつかの重要発言が注目されている。温総理は上海で「マクロ調整の重点・テンポ・強弱をしっかりと押さえなければならない」と表明。李副総理は浙江省で「マクロ調整の予測性と柔軟性を高める」と表明。王副総理は山東省の金融機関に「対応に差をつけ、保護もあれば抑制もある方針」をしっかりと行うよう指示した。

「人民網日本語版」2008年7月15日

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