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賀国強常務委員、腐敗防止・処罰の徹底を指示
発信時間: 2008-07-23 | チャイナネット

賀国強・中共中央政治局常務委員(中央紀律検査委員会書記)は22日、「国連腐敗防止条約」の第2段階行動の実施に関する中央紀律検査委員会と関係部門(最高人民法院、最高人民検察院、全国人民代表大会常務委員会法制工作委員会、外交部、公安部、司法部、中国人民銀行、国務院法制弁公室など23部門)の会議に出席し、次のように述べた。

中央の指示に従い、「条約」の第2段階行動を引き続きしっかりと実施し、反腐敗の国際協力を一層強化し、腐敗の防止における各国の有益な手法と経験を積極的に参考にし、さらに積極的・効果的に腐敗を防止・処罰して、厳粛な約束を果たし、条約の義務を履行し、腐敗を断固処罰するとの中国政府の固い決意と実際の成果を示して、反腐敗・廉潔提唱に良好な国際環境を整えていかなければならない。

「条約」加盟以降、中央紀律検査委員会と関係部門は中央の指示を真剣に実行に移し、積極的に作業を行い、計画的に段取りを踏んで取り組み、第1段階行動を踏まえ、第2段階行動を順調に進めてきた。引き続き第2段階行動をしっかりと進め、「条約」の履行と「腐敗処罰・防止システムの構築と整備2008~2012年活動計画」の徹底的な実施を結びつけ、「活動計画」実施と「条約」履行の全体的な要請に基づき、腐敗防止の職責履行、反腐敗・廉潔提唱の国家立法の強化、小中高・大学での廉潔教育の実施、およびエンフォースメント協力、司法協力、国外逃亡者の送還、関係金の返還などでの国際協力体制の確立といった「条約」第2段階の主要任務の実施を、「活動計画」貫徹実施の全体案に組み込み、さらに任務を明確化し、責任を果たし、指導を強化し、入念に組織して、各活動の計画的で段取りを踏んだ調和ある推進を適切に実現しなければならない。「条約」の進んだ理念と成熟した手法を積極的に参考にし、「条約」が規定し、中央の反腐敗の方針と政策に合致する理念・構想・措置・規則を、「活動計画」の各活動の貫徹実施に吸収し、腐敗の防止・処罰体制の建設を促進しなければならない。

「人民網日本語版」2008年7月23日

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