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中国の報道官制度は日に日に改善
発信時間: 2008-11-07 | チャイナネット

(2)報道官の養成

■報道官の大規模な養成

王国慶・国務院新聞弁公室副主任は「2003年は我が国の記者会見事業における節目の1年だった」と振り返る。当時北京で第1期の「全国報道官養成クラス」が開かれた。この時の受講生には教育部の王旭明氏や鉄道部の王勇平氏など、後にこれらの部による自主的な定例記者会見の模範となった報道官が含まれる。

これより国務院新聞弁公室は報道官の大規模な養成を全国規模で開始した。養成クラスの特別招聘講師である劉笑盈・中国伝媒(メディア)大学教授によると、05年以降、各省・直轄市で計60期余りの養成クラスを開かれ、8000人以上の報道官が養成された。

同じく養成クラスで教鞭を執る史安斌・清華大学副教授は「基本的に養成クラスは各省の報道官制度を十分に機能させるために設置されたもの」と話す。

蔡武・前国務院新聞弁公室主任は「報道官というものは、壇上に上がればすぐに話せるというものではない。数多くの情況を把握し、手を入れることで、記者たちの関心が最も高い点と最も適切な表現方法を見出し、メディアとの意思疎通を達成しなければならない」と語ったことがある。

現在、中国における報道官制度の整備と養成はいずれも初期段階にある。報道官の資質や能力と、メディアや市民が求めるものとの間には、依然大きな開きがある。

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