ホーム>>政治>>往来と交流
温総理の演説で靴を投げた男 10日に審問を受ける
発信時間: 2009-02-05 | チャイナネット

それと同時、「温総理はわれわれに自信をもたらしてくれた。われわれは総理を守る」というスレッドが中国のインターネットで流行っている。スレッドの作者は目撃者の視角からこの出来事について詳しく紹介している。

西側のメジャーのメディアはこの出来事のあと、直ちにそれを報道した。イギリスの「タイムズ」誌は「中国の温家宝総理は非常に落ち着いていた。妨害があったにもかかわらず、イギリスとより緊密な関係の構築を目指している。2006年にイギリスを訪問したことのある温家宝総理は、自らが代表する中国とともに、友好的な外交政策によってイギリスの人々に歓迎された。今年は特にそのとおりであった」としている。

イギリスのネット利用者の一人はあるイギリスメディアのサイトで、「この抗議者はきっと、現在の中国の国情を知っていないものである。温家宝氏は中国で非常に高い威信を保っており、人々に愛され、尊敬されている。この騒ぎは非常にが粗野な、失礼な行為だ」としている。中国社会科学院・世界経済と政治研究所の王逸舟副所長は「この男は頭がおかしい人か、あるいは中国に偏見を抱くものであろう。もちろん、セキュリティの面でイギリス側には責任がある。しかし、この行為は民意、公衆を代表するものではなく、文化や国としての特徴もなく、ヨーロッパの人々を代表してはいない偶発的な出来事であるので、この出来事を重く見る必要はない。温家宝総理の今回のヨーロッパ訪問にはさまざまな成果を収めており、この偶発的な出来事を強調する必要はない」と語った。

ピアソン教授は「多くの西側の人々の目から見れば、温家宝総理の今回のヨーロッパ訪問は『自信の旅』であり、戦争と死でなく、平和と協力をもたらすものであった。この男の行為はヨーロッパ社会の支持が得られるものではない」と語った。

「チャイナネット」 2009年2月5日

 

     1   2  


  関連記事

· 温家宝総理、欧州歴訪を終え帰国

· 温家宝総理、英FT紙に「自信の旅」

· 温家宝総理とブラウン英首相が会談

· 温家宝総理 ケンブリッジ大学で演説

· 温家宝総理、英「48グループクラブ」会長と会談

  同コラムの最新記事

· ヒラリー米国務長官の訪中「緊密な接触」を維持

· 温家宝総理、欧州歴訪を終え帰国

· 温家宝総理とブラウン英首相が会談

· 温家宝総理 ケンブリッジ大学で演説

· 温家宝総理、英「48グループクラブ」会長と会談