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指導者と幹部は定期的に民衆の来訪に対応
発信時間: 2009-04-15 | チャイナネット

中共中央弁公庁と国務院弁公庁は、「指導者と幹部が定期的に民衆の来訪を受けることに関する意見」など、3つの文書を配布した。

この意見では、指導者や幹部が定期的に民衆の来訪を受けることは、党の大衆路線を堅持し、大衆との密接な結びつきを具体的に表し、人々の内部の矛盾の正しい処理や、党の執政能力のさらなる強化にとって重要な形式である。そして科学的発展観を貫徹し、大衆のために党の結成や人民のための執政の堅持、社会主義調和社会の構築促進に非常に重要な意義があると指摘している。

また指導者や幹部が定期的に大衆の来訪を受ける際には、公開して行い透明性や秩序があり、人々に都合がよく、問題を解決するという原則を堅持するとしている。

民衆の来訪を受ける回数については、市の党委員と政府の指導者・幹部は四半期ごとに1回、県の党委員会書記、県長は毎月1回、県の党委員会や政府クラスのメンバー、市県2レベル部門の指導幹部は定期的に、郷や鎮の指導幹部はいつでも大衆の来訪を受け付けるとしている。また陳情が際立っている地域は、適切に来訪の回数を増やし、中央や国家機関、省レベルの党委員や政府の指導者や幹部が民衆の来訪を受けた場合は、職務上の責任や特徴に合わせて具体的な情況により手配する。

最後にこの意見では、指導者や幹部は、定期的な大衆来訪の受付に対して組織の指導を強化し、各地域の各部門の主要責任者は自ら指導、陳情処理の例会を定期的に開き、総合的に情勢を検討判断して、直ちに陳情作業での新しい情況や問題を研究・解決し、積極的に民衆の切実な利益に関連がある重大方策の陳情評価制度を設けて十分に人々の意見を聞き、政策の科学化や民主化を促進すると強調している。

「中央と国家機関が定期的に幹部を組織して視察することに関する意見」では、中央と国家機関が定期的に幹部を組織して視察することは、中央の政策や決定実施の促進、民情の理解、際立った陳情問題の監督指導や解決、社会の調和を促進する上で有効的な措置である。幹部の思想の転換や育成の強化、科学的な政策決定や法に基づいた行政能力レベルの向上、国民大衆との密接な関係維持に重要な意義がある。また中央や国家機関の各部門は、幹部が視察することを重要作業とし、統一して毎年最低1回は、分散している組織は本部門の実際の状況により自ら手配する。 

「矛盾紛糾の厳密な調査と解消作業の制度化に関する意見」では、矛盾や紛糾を解消することは、新しい時期の人民内部の矛盾を適切に処理する有効な方法であり、改革発展の中国で人々の要求を解決するよい措置であると指摘している。

「チャイナネット」2009年4月15日

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