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ジュネーブ軍縮会議、核軍縮で12年ぶりの進展
発信時間: 2009-05-31 | チャイナネット

ジュネーブ軍縮会議の全体会議が29日、ジュネーブで開かれ、2009年の活動計画が加盟国の全員一致で採択された。同計画によると、ジュネーブ軍縮会議は今後、核兵器の削減や「兵器用核分裂物質生産禁止条約」の交渉、宇宙空間での軍拡競争防止を話し合うための各部会を設立する予定だ。

国連の潘基文(バン・ギムン)事務総長は同日、09年活動計画の確定を歓迎するコメントを発表した。潘事務総長は、「戦略兵器と核不拡散の問題について、ジュネーブ軍縮会議が実質的な進展を遂げたのは12年ぶりのことだ」と語り、「ジュネーブ軍縮会議の前進は、軍縮と核不拡散の進行を助け、核拡散防止条約の第8回再検討会議の成功を準備するものとなった」と指摘した。

ジュネーブ軍縮会議は、世界で唯一の多国間軍縮協議機構であり、65カ国の加盟国を持つ。英語の正式名は「軍縮会議(Conference on Disarmament)」だが、ジュネーブで開催されることからジュネーブ軍縮会議と呼ばれる。1962年に設立された18カ国軍縮委員会を前身とし、毎年3期にわたって会議が開かれる。

「人民網日本語版」2009年5月31日

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