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海外メディアが「中国モデル」を議論
発信時間: 2009-09-28 | チャイナネット

 

ロシア科学アカデミー世界経済・国際関係研究所の研究員は、ロシア戦略文化基金サイトで、中国が改革開放後の30年という比較的短い期間で「後れた農業国」から「世界経済のヘビー級選手」へと転換を遂げたことにより、中国の近代化モデルに一層注目が集まっていると指摘する。

英『タイムズ』紙は、中国モデルの成功は国際体系の転換の軌跡と方法に大きく影響していると指摘。また、中国を初めとする発展途上国は先進国を超え新たな国際経済秩序のリード役となり、近代史において最も顕著な国際体系の転換と権力の推移となり、中国はその中でも極めて重要な役割を果たすとしている。英国の学者は、「中国は国際規範の形成や貿易、金融、安全、気候変動などの分野の国際制度の構築にますます参与するようになり、国際秩序の改革ですでに重要な存在となっている」と述べる。

英『フィナンシャル・タイムズ』はこう述べている。中国が改革開放後の30年で得た成果は世界の多くの人を啓発しており、中国モデルは注目を集めた。発展途上国の指導者は現在、中国に目を向けており、発展の困難からの脱出方法を模索している。ベネズエラからベトナムまで、中国モデルの吸引力はいたるところに見られる。イラン、シリア、その他の中東諸国は高級役人や学者に研修を受けさせようと、中国から専門家を招いている。

「チャイナネット」 2009年9月28日

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