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賈慶林主席、ブラジルのイタイプ発電所を見学
発信時間: 2009-11-29 | チャイナネット

ブラジルを公式訪問中の中国全国政治協商会議の賈慶林主席は現地時間の28日午後、ブラジル南部に位置するイタイプ発電所を見学した。

賈慶林主席はその際、「中国とブラジルは、いずれも水利資源の豊富な国である。両国は、水資源の保護や水力発電施設の建設、管理、および関係技術者の養成などの分野で協力の可能性が大いにある。お互いが共に学び合うことで、両国および両国国民に利益がもたらされることを期待している」と述べた。

なお、イタイプ発電所は中国の三峡発電所に次ぐ発電容量を誇る発電所である。ブラジルとパラグアイの共同で1974年から建設が始められ、17年後の1991年に完成した。稼動が開始されて以来、イタイプ発電所はブラジルの経済発展に大きく寄与してきた。最大出力は1400万キロワット、年間発電量は900億KWhに達しており、パラグアイ全国、およびブラジルの30%の電力を供給している。発電所の建設にあたっては、水利開発や養殖、観光、生態環境の保護が一体化させることにより、人と自然の調和にも配慮された。

「中国国際放送局 日本語部」 2009年11月29日

 

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