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COP15、「48時間のカウントダウン」に |
発信時間: 2009-12-16 | チャイナネット |
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コペンハーゲンで開催中の国連気候変動枠組み条約第15回締約国会議(COP15)は15日、難関に取り組む段階に入った。依然溝があることから、相当困難な交渉が予想されるが、ヘデゴー議長は「これから48時間以内に交渉をまとめ、首脳会合のための準備を整えなければならない」と強調した。新華社のウェブサイト「新華網」が伝えた。 100以上の国と国際機関の首脳が17日に続々とコペンハーゲン入りし、18日の首脳会合に備える。12日間におよぶCOP15の最終的な合意の成否が、これによって決まる。 各国代表は15日も密室での緊迫した協議を継続。同日遅くには、合意形成に向けた最終段階の努力として、ハイレベル会合が始まった。国連の潘基文事務総長も出席し、演説を行う。 潘事務総長は出発前のインタビューで「残された時間は長くない。ポーズを示したり、非難合戦をしている時間はない。何もかも最後の瞬間の首脳による解決に委ねるのでは、合意は形成できない、あるいは無理な合意しか形成できない可能性が高い」と指摘した。 時間は残りわずかだが、一連の核心的問題において、各国間には依然大きな論争がある。EU代表は15日の会見で、一層の排出削減義務を負担するよう、引き続き米国と新興国に圧力を加えた。 この前日、アフリカ諸国は交渉の過程に強い不満を表明。「一部先進国は京都議定書の破棄を目論み、『京都議定書』特別作業部会内の交渉を故意に遅らせ、相変わらず交渉の一本化を図っている」と非難した。 「人民網日本語版」2009年12月16日 |
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