外交部の秦剛報道官は23日の定例会見で、中米関係に関する質問に次のように答えた。
米国の指導者がダライ(ダライ・ラマ14世)と面会した問題に関して、中国側はすでに繰り返し厳正な立場を表明してきた。中国は米側に対し、中国側の立場を真剣に受け止め、過ちを正し、悪い影響を取り除き、中米関係の健全で安定した発展を実際の行動によって守るよう要求する。
中米関係の健全で安定した発展は双方の根本的利益に合致し、世界の平和・安定・発展にもプラスだ。米側は中米間の3つの共同コミュニケと「中米共同声明」に定められた原則を的確に恪守し、中国側の核心的利益と重大な懸念を尊重し、敏感な問題を慎重かつ適切に処理し、中米関係の改善と発展のために環境を整えるべきだ。
「人民網日本語版」2010年2月24日