重慶市公安局の内部では3月の初めごろから、「内部・機密」というマークが付いた書類が回っている。書類の主な内容は、重慶市公安局の全部門や支部、交通警察支隊、重慶市所属の区・県の全派出所の副課長クラスから副局長クラスまでの幹部全員が免職になり、公開試験により改めて採用されるというものだ。
重慶市警察内部が新たな「構造改革」と呼ぶ今回のキャンペーンは、その及ぶ範囲もとても広く、重慶市公安局の全職員と大部分の指導者が含まれている。重慶市公安局のある責任者は「この構造改革は確かにすでにスタートし、今は応募の段階で、締め切りは4月中旬を予定している。今はまだ公には発表されていない」と話す。
これは王立軍氏が重慶市公安局の局長になってから再度実施する大々的な措置であり、中国国内では先駆けとなる新しい試みだ。
今年になってから重慶市内公安局の一部の指導者はすでに調整を受けた。今回の「機構調整」は暴力団取締りの後期にスタートし、外部の人たちはこの取締りがスタートし誘発された「重慶警察の大変更」は、具体的な段階に入っていると考えている。
「チャイナネット」 2010年3月16日