クリントン米国務長官は16日、中国の張業遂・新駐米大使と国務省内で会談し、信任状の写しを受け取った。
クリントン長官は張大使の着任を熱烈に歓迎。「オバマ大統領と米政府は積極的・協力的・包括的な中米関係の発展を重視し、これに尽力している。中国側と共に努力し、各分野での両国の協力を推進していきたい」と表明。今年夏に訪中して中国側と共同で第2回中米戦略経済対話を開催すること、それに先立ち上海万博および米国館の関連行事に出席することへの期待も表明した。
張大使は、在任中、中米関係の健全で安定した発展の推進にたゆまず努力する考えを表明するとともに、中米関係に対する中国側の原則的立場を詳しく説明した。
スタインバーグ国務副長官、ベーダー国家安全保障会議(NSC)上級アジア部長も同日、張大使とそれぞれ会談し、中米関係などについて踏み込んで話し合った。
張大使は14日にワシントンに着任した。
「人民網日本語版」2010年3月18日