重慶市の関連責任者によると、警察はインターネットを監督・管理するネットワーク構築のために、ネットの実名制度を実施することにしており、QQなどのインスタントメッセンジャーも監視範囲に入るという。実名制度が実施されると、登録情報には本名と正しい身分証明書番号などを入力しなければならない。
重慶市政法委員会の劉光磊書記は「警察は情報ネットの監視ネットワークを構築するだろう。現在、重慶市のネット利用者は600万人を超え、平均して2人に1人が携帯電話を持っている。このような膨大な社会グループに対しては、バーチャルと現実を結びつけて、管理や指導を強化しなければならない。今年の初めごろの計画によると、警察はネット管理の関連法規を打ち出し、ネット運営会社やネット利用者の責任を明確にして、次第にネットの実名制を推進していく予定だ。市民が利用しているQQやマイクロブログ、携帯のショートメッセージなども全て警察の監視範囲に入る」と語った。
「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年3月19日