監査署報告:昨年の政府情報公開に2大問題点

タグ: 公開情報  開放性 透明性

発信時間: 2010-03-18 15:40:20 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「監査署2009年政府情報公開活動報告」の全文がこのほど同署のウェブサイトに掲載された。

報告は「2009年に監査署は政府情報公開制度の整備をさらに進め、たゆまず公開する内容を広げ、公開の方法を革新した。民情・民意に注意を払い、監査結果の通達と報道発表の制度を堅持・改善し、監査公開活動を積極的に推し進め、監査活動の開放性と透明性を一歩一歩高めた」と指摘している。

また、監査署の09年の政府情報公開活動を総括して、(1)公開情報の属性の確定基準がまだ十分に統一されていない(2)公開活動の検査・通達・評価などの取組みはなお強化が必要----との2大問題点を指摘。さらに、「条例」の要求を真摯に履行するため、監査情報公開活動のたゆまぬ推進のほか、今後の重点的取組みとして次の3点を挙げた。

(1)監査結果通達制度を不断に規範化し、監査計画・過程の公開度を高め、社会的注目の高い重大な監査事業へのメディアによる追跡取材を計画的・的確に組織する。

(2)情報公開の管理・審査活動を一歩一歩規範化し、規定に沿って速やかに監査情報を公開できるようにする。

(3)署の各単位による政務公開活動の実施状況に対する検査を行い、いたらぬ点を探し、分析するとともに、検査結果を通達し、定期検査・通達制度を一歩一歩構築し、規範に沿った秩序ある情報公開活動の実施を的確に促進する。

「人民網日本語版」2010年3月18日

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