胡錦涛主席とアフガン大統領が会談

タグ: 「自国の国情に基づいて選択した発展路線を尊重」

発信時間: 2010-03-25 16:28:38 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

胡錦涛国家主席は24日午後、国賓として訪中したアフガニスタンのカルザイ大統領と人民大会堂で会談した。両首脳は交流の強化、協力の拡大とともに、善隣、相互信頼、世々代々の友好の包括的協力パートナーシップの発展に向けて共に努力する考えで一致した。

胡主席は「国交樹立以来55年、両国関係は国際環境の激変という試練を乗り越え、たゆまず前向きに発展してきた。近年では、アフガニスタンの平和復興プロセスの開始に伴い、両国はハイレベルや各レベルの交流を日増しに緊密化し、各分野の交流・協力を迅速に回復・発展させ、国際・地域問題における意思疎通や協調も強化し続けている。両国の包括的協力パートナーシップの構築は、新時代の両国関係に新たな活力を注ぎ、広大な将来性を切り開いた。中国はアフガニスタンの人々が自国の国情に基づいて選択した発展路線を尊重し、これまで同様にその平和復興プロセスを支持し、積極的に参与するとともに、国家の独立や主権の維持、領土保全に向けたアフガニスタンの努力を支持する」と述べた。

カルザイ大統領は「国交樹立以来、特に過去8年間、中国はアフガニスタンに多くの支持や援助を提供した。アフガニスタン国民はこれに深く感謝している。国際社会や中国の支援の下、アフガニスタンの平和復興は新たな進展や成果を上げている。アフガニスタンは中国のような友人、隣国を持っていることを深く光栄に感じている。中国との包括的協力パートナーシップをさらに開拓していきたい」と述べた。また、政治、経済貿易、鉱産物、教育、人材育成、国防、能力開発など幅広い分野で中国との協力を強化する意向を表明した。

「人民網日本語版」2010年3月25日

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