韓国軍当局は爆発により沈没した哨戒艦「天安」の不明者捜索活動を28日も続けているが、まだ進展はなく、行方不明者の家族は強い不満を表明している。
韓国聯合ニュースによると、韓国軍当局は同日、現在も46人が行方不明だが、気象条件や海流の影響により捜索活動は困難を極めていると発表。同日午前には行方不明者の家族88人も軍の艦船で事故発生現場に到着。軍側の捜索活動に強い不満を表明し、「対策協議会」を結成して、早急な捜索活動を求めた。
李明博大統領も同日、安保長官会議を再度召集し、行方不明者の捜索に全力を尽くすとともに、事件の真相を早急に解明するよう軍側に指示した。
「人民網日本語版」2010年3月29日