9日付けの朝鮮の『労働新聞』によると、朝鮮人民軍の金永春(キム・ヨンチュン)人民武力部長は、「朝鮮の軍隊と国民が警戒心を持ち、米国とその追随者の朝鮮に反対する企みに注目している」と語った。
金永春部長は、「米国が朝鮮への敵視政策を変えていないため、朝鮮半島の緊張した情勢と対峙の局面が依然として変わっていない。米国は韓国及びその周辺地域に大量破壊兵器を配置して、朝鮮を対象とした軍事演習を頻繁に行っている」と語った。
金永春部長は、「今年は、朝鮮と韓国の首脳が『北南共同宣言』を発表した10周年にあたる。全民族が団結し、統一反対勢力のあらゆる挑発を撃退し、自主統一の新たな局面を切り開こう」と呼びかけた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月9日