47カ国の首脳や国際機関の代表が出席する核安全保障サミットが12日に米ワシントンで開催される。テロの脅威、国際社会の対応措置、核安全保障分野における国際原子力機関(IAEA)の役割などを主に討議。コミュニケと作業計画を発表する。「中国新聞網」が伝えた。
中国からは胡錦涛国家主席が出席し、重要な演説を行う。崔天凱副部長によると胡主席は演説で、国際的な核安全保障の現状に焦点を当て、原子力の持続的で健全な発展の確保や世界の安全・安定の維持において核安全保障の強化が持つ重要な意義を強調。核安全保障分野の中国の政策や実践を紹介するとともに、核安全保障分野の試練に対処するための国際協力について中国側の主張を表明する。
胡主席はサミット後、15、16両日にブラジリアで開かれる新興4カ国「BRICs」第2回首脳会議に、ブラジル、ロシア、インドの首脳と共に出席する。
胡主席はすでに12日午前9時に特別機で北京を離れ、ワシントンへ向かった。
「人民網日本語版」2010年4月12日