温総理が「人民日報」に胡耀邦氏を偲ぶ文章を発表

タグ: 胡耀邦 干ばつ 貴州省

発信時間: 2010-04-15 14:43:36 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

温家宝総理の故胡耀邦元総書記を偲ぶ文章が、15日付けの『人民日報』に発表された。温総理は文章の中で、胡耀邦氏に伴って貴州省を視察した時の様子や、胡氏への深い思いを以下のように書き記している。

「この間、貴州省西南地域の干ばつの状況を視察した。その土地に足を踏み入れ、そこにある山々を見回したときに、思わず24年前に胡同志に伴ってこの同じ場所を視察したことや、特に胡同志に言われて深夜に興義県の農家を訪問したことを思い出した。こうしたことを思い出す度に、私の目には絶えず、誠実でこだわりがなく、親しみやすい笑顔の胡同志が浮かぶ。そして胸の中に蓄積した長年の思いがまるで潮がうねるかのようにわき返り、なかなか平静を取り戻すことができない」

「胡同志が私たちのもとを離れてから21年。今、胡同志を安心させることができるのは、彼がずっと気にしていた西南の貧困地区が天地を覆すほど大きく変化し、一生の精力を尽くして奮闘した国が、中国の特色ある社会主義の道に沿って前に向って闊歩しているということだ」

「興義に再び戻り、昔のことを思い出して耀邦氏を偲ぶ。私はこの文章を書き、彼への深い思いを託する」

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月15日

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