中国国防部の招待で中国に駐在する47カ国の武官51人が、空軍の某師団で八一アクロバットチームによるアクロバット飛行を見学した。同チームにとって国産新型戦闘機「殲10」導入後初の外国人を対象にしたアクロバット飛行であり、外国の駐在武官多数が「殲10」を至近距離で目にするのも初めてだ。「中国新聞網」が伝えた。
国防部の黄雪平報道官は「国防部は外国の駐在武官を中国軍の見学に毎年招待している。面と向かった交流は、信頼や理解を深める最も良い方法だ。外国の軍人の中国軍への認識は、自らの目で見たものや中国側軍人との交流によってさらに深まる」と述べた。
中国が独自開発した多用途戦闘機「殲10」は、許容Gが9G、離着陸距離が350-650メートルで、ハードポイントは11。高度に総合化・デジタル化・集約化された航空電子ステム、およびヘッドアップディスプレイ1つと下方に多機能ディスプレイ3つを備えており、パイロットは両手で操縦桿を握り、操縦に専念することができる。
「人民網日本語版」2010年4月14日