胡錦涛国家主席は15日ブラジルのブラジリアで、ブラジルのルーラ大統領と会談した。双方は、ともに関心を持つ問題について深くつっこんだ意見交換を行い、広い範囲にわたり共通認識に達した。
胡主席は、ブラジル政府が青海省大地震発生後慰問の意を表したことに対して、感謝した。
胡主席は、両国の協力について、経済貿易、投資、エネルギー、金融、科学技術、文化等6つの分野で、協力を強化していくことを指摘した。
ルーラ大統領は、両国の貿易情況を更に改善し、特に付加価値の高い製品の貿易を行うよう期待することを語った。更に、ルーラ大統領は、「ブラジルは中国とともに、国連、G20などの協力システムと気候変動対応などの国際問題で協力と交流をすすめていきたい」と語った。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月16日