世界保健機関(WHO)の環境流行病学専門家のカルロス・ドラ氏は20日、「アイスランドの火山灰は噴火地域付近以外の住民の健康には影響はない」と述べた。
ドラ氏はこの日の記者会見で、「アイスランドの火山噴火地域付近では、火山灰の粒子が過敏症状を引き起こす可能性がある。しかし、その他の地域では、現在各都市が監視した汚染状況に関するデータによると、空気の変化は正常な状態にある。火山灰は非常に高い上空にあり、地面に降っておらず、人々の健康には影響しないことを示している」と述べた。
「中国国際放送局 日本語部」より2010年4月22日