日本は発展する中国海軍を理性的に見るべき

タグ: 公海 中国海軍 共同演習 国家戦略

発信時間: 2010-04-21 16:57:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

文=「世界新聞報」 魏東旭

公海上での中国海軍の共同演習がこのほど、日本政府とメディアの注目を浴びた。数社の日本メディアによると、軍艦10隻と艦載ヘリコプターからなる中国海軍艦艇編隊は、沖縄本島と宮古島の間の公海を通過し、近距離で日本の海上自衛隊の軍艦と出合い、さらに、上空を旋回していた中国のヘリコプターは日本の海上自衛隊の隊員と互いに写真を撮り合ったという。日本政府はこれに非常に高い関心を示しており、一部では、中国海軍が絶えず発展するにつれ、「第一列島線」の突破は必然的な戦略となっているが、日本側はまだこれに順応しきれていないとの分析もある。

中国国防部新聞事務局の関係責任者は15日、中国人民解放軍海軍は年度訓練計画に基づき、東中国海から宮古島の南東の公海で通常訓練を行っているが、これは国際法に合致し、世界各国も行っているやり方で、関連側がむやみに憶測する必要はないと述べた。

潜水艦編隊は「紳士的な態度」

資料写真

私は、中国の海軍編隊に対する日本側の「過剰な反応」は道理にあっていないと思う。まず、中国海軍は公海上で通常訓練を行っており、日本の主権を侵害することはない。それに、編隊の中の潜水艦は水上航行を続け、「紳士的な態度」をとっている。

周知のように、日本は周辺諸国の海軍艦隊の活動に敏感であり、P-3C哨戒機を派遣し、低空で監視し続けたり写真を撮ったりしている。しかし今回、中国の潜水艦は水面に姿を現したが、この機会を利用した模擬訓練は行わなかった。これは、中国海軍がいかなる間違ったシグナルも伝えたくないことを裏付けている。

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