中国国防部新聞事務局の関係責任者は15日、中国人民解放軍海軍は年度訓練計画により、東中国海から宮古島南東の公海で通常訓練を行っているが、これは国際法に合致し、世界各国が行っているやり方でもあるため、関連側がむやみに憶測する必要はないと述べた。
日本の北沢防衛大臣は13日、沖縄本島と宮古島の間の公海で10日、南下している2隻の潜水艇を含む10隻の中国艦隊を発見したと発表した。
統合幕僚監部の資料によると、海上自衛隊は中国の艦隊が7日に東中国海で訓練を実施してからずっと監視を続け、10日夜8時前後には沖縄本島南西140キロ離れた公海をキロ級潜水艦2隻とミサイル駆逐艦2隻、護衛艦3隻など合わせて10隻が通過し、13日の午前中には太平洋に現れて沖ノ島の南へ向かったという。
中国外交部の姜瑜報道官は13日の定例記者会見で、具体的な状況は把握していないが、報道された関連の海域が公海であることに注意しなければならないと述べた。
日本側が公開した中国海軍のミサイル駆逐艦の写真(写真:中央人民広播電台公式サイト)
日本側が公開した中国海軍のミサイル駆逐艦の写真(写真:中央人民広播電台公式サイト)
日本側が公開した中国海軍のヘリコプターの写真(写真:中央人民広播電台公式サイト)