日本は発展する中国海軍を理性的に見るべき

タグ: 公海 中国海軍 共同演習 国家戦略

発信時間: 2010-04-21 16:57:54 | チャイナネット | 編集者にメールを送る

「列島線」の突破は必然的な戦略

明治維新以後、日本はアジアで最も強大な海軍を結成し、一時は極東地域で覇権をとなえた。第二次世界大戦後、米国の支援のもと、日本は「88艦隊」を主力とした強力な海上軍事力を発足し、先進的な水上艦艇の数でも、対潜水艦攻撃でも、日本の海上自衛隊の軍事力は隣国の海軍よりずっと強かった。それに対し、設備や「列島線」の制限を長期受けたことにより、中国海軍は主に近海地域で活躍していた。

資料写真

1990年代以後、ロシア製艦艇を導入したのと同時に、中国は多くの先進的な艦艇を独自で研究開発し始め、遠洋地域での活動能力を備えていった。この変化に順応できない日本海軍は、海上での優位性を失うとの懸念もされている。

中国の対外貿易やエネルギーの需要が拡大している。統計データによると、2020年に、中国の石油消費量の60%が輸入に頼らなければならず、海洋安全保障が中国の国家安全の重要な部分になることは間違いない。

中国海軍の実力は今後も高まり続け、「第一列島線」を突破した活動も日増しに多くなるに違いない。これは中国海軍の発展にとって避けられない道である。中国海軍が全力をあげ、遠距離航海訓練を行い、遠洋海軍を発展させることは、中国の国家戦略に基づくものである。隣国の日本は、発展し続ける中国海軍を理性的に見るべきである。

「中国網日本語版(チャイナネット)」 2010年4月21日

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