日本の環境学者吉川賢さんは7日、内蒙古自治区政府による自治区国際科学技術協力賞を受賞した。
吉川賢さん(61歳)は、樹木生態生理学、旱魃地帯造林学、森林生態学を研究しており、1987年に中日の協力による内蒙古モウス砂漠の緑化プロジェクトに参加した。このプロジェクトは1992年に終了したが、吉川さんは日本で、さまざまなルートを通じて研究資金を集め、引き続き22年間もモウス砂漠に生育する植物の生態を研究してきた。
国際科学技術協力賞は、内蒙古の科学技術事業の促進、経済や社会の成長に貢献した外国人学者を対象に設立されたものだ。
「中国国際放送局 日本語部」より 2010年5月9日